今回は、ヴィーガンのデメリットをまとめてみました。
ヴィーガンのメリットをまとめた記事はこちらです。
○確実なヴィーガンのデメリット
1.買い物が難しい
特にヴィーガンを実践し始めたばかりのときは、何を買えばいいのか迷うことが多いと思います。
食に関して言えば、肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜などが含まれていないものを買うことになります。
野菜や果物は判断しやすいですが、加工品や調味料、お菓子などは判断するのが難しいと思います。
原材料をしっかり確認する必要があります。
チキンエキスや卵白、ゼラチンなども動物性のものですので、こういったものが含まれていないかどうか確認することが大切です。
また、衣類や小物においては、動物の皮や、毛が使われていないかどうか確かめる必要があると思います。
このようなデメリットがあることを踏まえて、私はこれからヴィーガンというライフスタイルを取り入れたい方やヴィーガンの方が、簡単に判断できるように、カテゴリ別にヴィーガンの市販商品の一覧を記事にしていきたいと考えていますので、少々お待ちください！
2.料理が難しい
肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜などを使わない料理を作る必要があるので、難しいと感じてしまう方が多いと思います。
特に魚は、お寿司やかつおだしとして、和食によく使われています。
また卵は、卵焼きや目玉焼き、オムレツやオムライス、スクランブルエッグ、親子丼など、多くの料理に使われます。
こういった料理を作ることができないため、レパートリーがほとんどなくなってしまうと感じる方もいるでしょう。
私も最初はそうでした。
しかし、そんなときに役立つサイトがあります！
「ブイクック」というサイトです。
利用者から投稿されたさまざまなヴィーガン料理のレシピを検索することができます。
卵を使わないオムライスの作り方なども掲載されています！
また、「大豆ミート」という大豆から作られた植物性100%の肉があり、これを肉の代わりに使うことができます。
大豆ミートを使った料理のレシピもブイクックに掲載されています。
私が大豆ミートで唐揚げを作ってみたときのレビューはこちらです！
3.栄養バランスに気をつける必要がある
この点に関しては、ヴィーガンの方に限ったことではなく、ヴィーガンでない方にも言えることですが、栄養バランスに気をつける必要があります。
特に、ヴィーガンの場合は、動物性食材に多く含まれるビタミンB12が不足しがちと言われることがあります。
ビタミンB群については、こちらの記事に書いています。
ビタミンB12を植物性の食べ物で補うには、のりやわかめを積極的に摂ると良いようです。
タンパク質は足りるのかと疑問に思われる方もいると思います。
タンパク質は、納豆や豆腐、大豆ミートなどの豆類を積極的に摂れば摂取できますし、野菜などにもタンパク質は含まれているため、バランス良く食べることが大切だと思います。
4.プレゼントやお土産で、動物性のものをもらったときに困る
プレゼントやお土産として、動物性のものをいただいたときはどうすればいいのかと困ると思います。
何かをいただくことが想定される場合は、事前に断っておくと良いと思います。
そうでないと、せっかく買ったのにと思われてしまったり、不思議に思われることがあると思います。
断ることに抵抗があるという方は、受け取って後で他の誰かにあげるとかで良いと思います。
5.お金がかかる
ヴィーガンの商品は、高いことがけっこうあると思います。
特に果物の食べる量が多くなったりすると、お金がけっこうかかると思います。
また、アーモンドミルクやオーツミルク、ヴィーガンチーズといったものは高いことが多いです。
ヴィーガン料理のレストランも高めだと思います。
○個人差があるヴィーガンのデメリット
1.田舎に住んでいる人は、外食に困る
東京や大阪などの都市圏にはたくさんヴィーガンレストランがあります。
しかし、田舎にはほとんどない場合が多いと思います。
よって、友達や家族と外食に行くことになった場合、大変です。
ヴィーガンメニューがあるお店を選ぶ必要があります。
田舎にもある全国チェーンのレストランに行く場合は、ドレッシング抜きのサラダや、マヨネーズ抜きのポテト、ライスなどしか食べるものがないこともあります。
田舎で外食するときは、事前に調べる必要があるでしょう。
2.人付き合いに困ることがある
先ほど述べた、外食に困るということとも関連します。
もし、ヴィーガンメニューがあるレストランがない場合や、友達に肉を一緒に食べに行こうと誘われた場合に、断らなければならないかもしれません。
そのときに、人によっては人間関係が悪くなることもあると思います。
理解してもらえるように説明したり、誤解を招かないようにすることが大切だと思います。
3.人によっては体に合わないことがある
人によっては、ヴィーガンを実践したときに体調が悪くなったとか、肌の状態が悪くなったとか、そういったことがあるようです。
食事において、植物性のものの中でバランス良く食べることが重要だと思います。
4.動物の苦しみを考えたりすることで、気持ちが沈んだり、思い悩んだりすることがある
動物がおかれている現状を知ったときや、動物が食べ物になるまでの映像を見たとき、暗い気持ちになったり、悔しい気持ちになったりすることがあると思います。
また、周りの人が肉を食べていたり、肉が大量に売られているのを見たとき、悲しくなることもあると思います。
現実的に考えると、そのような世の中の仕組みは一気に変わることはないです。
よって、そういった現状を変えたいと思ったら、少しずつというの現実的だと思います。
人を変えることは不可能って言われたりしますし。
なので、自分が変わることに重点を置くと良いと思います。
悔しい気持ちになっても、希望をもって自分が行動したり、考え方をちょっと変えたりしてみるということです。
例えば私のエピソードを紹介します。
私の場合、家族はヴィーガンではないので、冷蔵庫に大量の卵が入っています
動物の映像を見た後にその卵を見て悲しくなったときがありました。
でも、自分自身だって動物が食べ物になるまでの映像を見る前までは、当たり前のように卵を食べていたということを思い出し、悲しくなるのではなくて、行動しようと思いました。
行動というのは、家族に動物について知ったことや見たことを話すことなどです。
もちろん、動物を食べることを否定したり、何かを強制したりはせずに、ただ私が見たことを話すという感じです。
こういったことをして、ちょっとでも伝わればいいのかなと思います。
実際、私がヴィーガンになったことで、家族の動物性のものの食べる量は減りましたし、友達はゆるヴィーガンを実践しているようです。
このように、私がヴィーガンを実践していることで、身近な人たちが何か考え、行動したりすることもあります。
そういうときは、とても嬉しい気持ちになります。
悲しい気持ちになっても、希望を持つこと、行動することが大切だと感じます。
ということで、以上ヴィーガンのデメリットを9個紹介しました！
メリットもたくさんありますが、デメリットもたくさんありますね。
メリット・デメリット両方を踏まえて、何を考えましたか？
ヴィーガンについて興味をもってくださったら嬉しいです。
最終的にどういうライフスタイルを選択するかは、自分自身が自由に決めることです。
では、お読みいただきありがとうございました！
