【使い捨て】家具 ブロークン危険な商品 レビュー
Netflixの「ブロークン ー危険な商品ー」という作品について書きます。
出典:Netflix
こちらはNシリーズで、4つのエピソードがあります。
今回は、その中のエピソード3「命を奪う家具」というお話について書きます。
使い捨て家具のお話です。
ちなみに
エピソード1が有害コスメについて、
エピソード2が電子タバコについて、
エピソード4が使い捨てプラスチック製品についてのお話です。
エピソード1については、詳しくはこちらの記事に書いています↓
【コスメ】Nシリーズ「有害コスメ」(ブロークン ―危険な商品ー)レビュー - ecomacoblog
エピソード2については、詳しくはこちらの記事に書いています↓
ブロークン【危険な商品】「電子タバコ」レビュー - ecomacoblog
エピソード4については、詳しくはこちらの記事に書いています↓
【プラスチックごみのゆくえ】ブロークン危険な商品 レビュー - ecomacoblog
特にエピソード3、4が環境問題と深いかかわりがあると思い、このシリーズを見ることにしました。
こちらのシリーズのあらすじのところには、
「人気消費財の製造とマーケティングにみられる過失・怠慢や虚偽広告が、消費者にどれほど危険な結果をもたらすかを検証するドキュメンタリーシリーズ。Netflix」
と書いてあります。
このエピソード3のあらすじのところには、
「イケアなどの”使い捨て家具”製造会社は、環境に優しいイメージを押し出すが、実は環境を破壊し、不安定な家具による死亡事故を引き起こしている。Netflix」
と書いてあります。
サイトはこちらです↓
https://www.netflix.com/jp/title/81002391
<目次>
1.大まかな内容
アメリカで、子どもが家具の下敷きになってけがをする事故が多発している。
亡くなってしまうという痛ましい結果も複数発生している。
昔の頑丈な作りの家具とは違った、格安のシンプルな作りの家具が原因である。
また、家具の原料の木材が大量に伐採され、大量生産されている。
そして、そういった家具を製造する企業の対応は不十分で、子どもの未来のために活動する団体がある。
2.感想
まず、「使い捨て家具」という言葉を初めて知りました。
家具に使い捨てという概念があるんですね…。
家具は、一度買ったら何年も、もしくは一生使い続けるものしかないと思っていました。
家具は大きいので、ゴミめっちゃ増えてしまうじゃないですか!!
大量に発生するゴミが問題になっているこの時代に、家具まで簡単に捨ててしまったらよりゴミが地球にありふれてしまいますね…
しかも、それを作っているのはIKEAのような大手企業らしいです。
IKEAは、日本でも大人気なので良いイメージが強かったですが、家具の問題が起きているようですね。
子どもが家具の下敷きになって亡くなってしまうという、残酷な問題です。
この作品の中に、子どもの映像と、親がその子どもについて話す場面が出てきますが、非常に胸が苦しくなりました。
家具の作りや、取り扱い説明が甘いことが原因で命が失われていると考えると、これは知っておいた方がいい問題だと感じました。
ただ、私にとっては少し考えた部分がありました。
家具の固定についてです。
アメリカでは、あまり家具を壁に固定しないようでした。
固定するための道具もあまり持っていないことがあるようです。
私の家では、地震に備えて、家具はほぼすべて壁に固定してあります。
これは、地震が多い日本では一般的なことなのでしょうか。
アメリカは、日本に比べると確かに地震が少ないので、家具を固定する必要があまりないのかもしれません。
そうなるとやはり、固定しないことを前提として安定する安全な家具を作る義務が、企業にはあるようにも思います。
子どもは、この家具は危ないとか理解して気をつけて遊ぶということはほぼないですからね。
安全でかつ、長持ちする家具を作ることが、これからの時代に重要になってくるのではないかと思います。
また、環境への配慮も今後ますます重要になると思います。
家具を短期間で取り替えたいがために、新しい家具を安く買い、すぐに捨ててまた新しいものを買ってというようなことをしていたら森林破壊のスピードは凄まじいと思います。
長く使える丈夫なものを選ぶことが大事だと考えました。
また、企業は消費者の声を聴き、行動する必要があると思います。
安全性に加え、持続性も兼ね備えたものづくりが進んでいってほしいと思います。
では、お読みいただきありがとうございました!