映画「キス・ザ・グラウンド:大地が救う地球の未来」のレビューです。
2020.1時間24分の映画です。
Netflixで見ました。
Netflixのあらすじのところには、
科学者、セレブ環境活動家、農業従事者、政治かたちが今こそ団結する。大地と土壌こそが気候変動と闘い、地球を救う鍵となることをひも解くドキュメンタリー。
(Netflix)
と書いてあります。
<目次>
1.大まかな内容
土壌を救うことが大切。
工業型農業の誕生で、広大な土が耕されることによって、大量の二酸化炭素が排出されるようになった。
耕すことは砂漠化にもつながる。
土を耕すことで土壌が弱り、土壌が弱ると、農薬がまかれる、農薬がまかれると、土壌中の微生物がいなくなる。
土地を植物で覆い、大きく耕すことをやめることが大切。
2.感想
土壌がそんなに重要なカギを握っているとは思っていませんでした。
でも、考えてみると確かに二酸化炭素を吸収するものは植物で、その植物は土とつながっています。
土は炭素を吸収するというとっても大切な役割を果たしているということがよく分かる映画でした。
植物を育てることは、地球環境にとって良いことだとは思っていましたが、植える際に土を耕すと炭素が放出されてしまうと分かりました。
そういったことが、食料生産のために大規模で行われているのですから、その影響は凄まじいものだと感じます。
この映画の中では食品ロスの問題にも触れられており、食べ残しなどの堆肥化についてカリフォルニアの事例を学ぶことができます。
また、バイオトイレの紹介もされていました。
人間の排泄物を堆肥化するものです。
よく、オーガニック食材の栽培に牛などの家畜のフンなどが使われることがありますが、人間のフンでもできると認識しました。
人間のフンで育てればいいのではと思いました。
自分の排泄物から培養土を作り、その培養土で食材を育てるということをすれば、とっても好循環だと思いました。
また、野菜中心の食事についても述べられています。
肉を食べるなら、牧場で育った動物で人道的に殺されたいい肉を食べると良いようです。
土の重要性を深く感じました。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
では、お読みいただきありがとうございました!