食品ロスが大きな問題になってますが、その対策になる方法を紹介します!
1.食品ロスの現状
食品ロスとは:農林水産省によると、そもそも食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品
のことです。
食べ残しや売れ残りが含まれます。
日本の食品ロス量は年間612万トン(平成29年度推計値)です。
どれくらいの量かというと、日本人1人当たりが毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てているのと同じ量なんです。
テレビCMでACジャパンの「おむすびころりん1億個」というのを見たことはありませんか?
2020年度全国キャンペーン:おむすびころりん、1億個|ACジャパン
☝︎こちらなんですが、今日も1人につき、おむすび1個分が捨てられている
と述べられています。
昔ではなく、今のお話です。
それは飢餓に苦しむ人への援助量の2倍とも言われています。
食品ロス問題は深刻です。
というわけで、一人ひとりが日常生活のなかで、どういった対策をすることができるのか紹介していきます!
2.買い物のときの対策 3つ
・買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認する!
→買い物から帰ってきてから「まだあったんだ!」などとならないように、冷蔵庫を確認してから買い物に行くといいです。
余分に買ってしまって消費期限を切らしてしまったなどとなると、食品ロスが増えてしまいます。
・買い物のときは必要なものだけ買う!
→誘惑に負けてつい余計なものを買わないように、必要なものだけササッと買うといいです。
事前に買うものを決めて行くといいと思います。
・スーパーで値引きされているものを買う!
→値引きされた商品は消費期限・賞味期限が近いものが多く、売れ残ったら廃棄されてしまう可能性が高いです。
値引き品を積極的に購入すると食品ロスが減らせると思います。
3.家庭での料理のときの対策 4つ
・消費期限をしっかり確認する!
→消費期限を切らして捨てることにならないように、定期的にしっかり確認するといいです。
特に消費期限が早いものは、注意!
食べ物を捨てる=その食べ物を買った分のお金を捨てることになります。
もったいない!
・賞味期限が切れたものをすぐに捨てない!
→賞味期限は食べられなくなる期限じゃありません。
消費期限と賞味期限:農林水産省によると、
消費期限は「安全に食べられる期限」
賞味期限は「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」
とあります。
つまり、賞味期限は切れても、すぐに捨てなければならないということではないのです。
もちろん、賞味期限が切れる前に食べるのがいいですが、切らしてしまった場合はすぐに捨てるのではなく、食べられそうだったら食べるということも対策の1つになります。
・皮まで食べられる食べ物は皮まで食べる
→きゅうりや人参、じゃがいもなど、皮まで食べられる食べ物はたくさんあります。
そういったものは、積極的に皮まで食べるといいと思います。
また例えば、イチゴをヘタのギリギリまで食べるなど、可食部はしっかり食べるということも対策になります。
☝︎こちらで皮まで食べられるものについて書いてます。
・長持ちする方法で保存する!
→野菜や果物などは特に、保存方法によって持ち具合が変わります。
長持ちする方法で保存することで、食材を無駄にしなくて済むと思います。
野菜・果物の保存方法を一覧表にまとめた | 工藤さんのブログ
☝︎長持ちする保存方法について、こちらの記事は参考になると思います!
4.外食
・レストランでは食べきれる量だけ注文する!
→外食のときは、美味しそうだからとたくさん注文してしまうこともあるかもしれませんが、食べきれる量だけ注文することが対策になります。
食べきれる量だけ頼んで、足りなかったら追加注文すればいいと思います。
・バイキングやビュッフェでは取りすぎない!
→自由に取ることができるので、特に最初は美味しそうなものをたくさん取ってしまうことがあると思います。
でも、食べてみると意外と食べられないということも少なくありません。
時間は限られていても、取りに行く回数は限られていないことがほとんどだと思うので、取りすぎないように注意するといいと思います!
・飲み会などでは、余ったものを持ち帰ることができる場合は持ち帰る!
→居酒屋やレストランでは、食べ残しを持ち帰れるところもあります。
食べ残してしまったときはお店に聞いてみて、持ち帰れるときは持ち帰って家で食べることが対策になります。
食べ残しを持ち帰るための入れ物を提供してくれるお店もありますが、提供してくれないお店もあると思うので、その場合は事前に持ち帰る用の容器を持参していいか聞いてみるのもいいかもしれません。
・結婚式やお葬式では食べ残しが出ないように事前に調整するか、持ち帰れるようにする!
→主催者側の場合は、事前に式場の方に、参加者が食事の量を調節ができるかどうか、食べ残しは持ち帰れるかどうかなどを確認するといいと思います。そして、参加者に事前に食事量を確認したり、持ち帰れることを伝えれば、対策になります。
参加者の場合は、主催者に確認するといいと思います。
5.まとめ
以上、食品ロス対策を買い物・料理・外食に分けて紹介しました。
「ハードル高いよ〜」と思った方もおられるかもしれませんが、どれか1つでも、少しずつでもいいと思います。
できる部分からぜひやってみてください!
では、お読みいただきありがとうございました!